ホットヨガとハタヨガの違いについて
ハタヨガは「力」のヨガとも呼ばれていて、世界で普及しているもののほとんどはハタヨガから発展したものであると考えられています。
太陽を意味しているハと月を意味しているタという言葉を合わせることで説明されているヨガで、陰と陽の対となるものを統合するという意味があります。
ハタヨガはより高いレベルの瞑想にいたるための準備段階とされていて、肉体を鍛錬することによって、心を浄化する段階であると考えられています。
ホットヨガもハタヨガの動的な部分を取り入れて作られたもので、日本においては最も普及しているヨガの形態です。
ホットヨガは従来のヨガに加えて、室温を高めることによって、全身の血行を良くして、新陳代謝を高める働きがあります。
従来のヨガにも同様の効果がありますが、ホットヨガという形態で行うことで、初心者でも簡単に血行促進や新陳代謝の向上などの効果を得ることができるようになっています。
特に女性の場合には肩こりや、冷え性などに悩む人が多いので、ホットヨガを選ぶ傾向にあります。
もともとヨガは健康効果ではなく、瞑想にいたるための鍛錬でしたが、現在では健康目的のエクササイズとして若い女性を中心として流行しています。